令和6年能登半島地震 関係者の皆様へお見舞い
2024年1月10日
新着情報
令和6年能登半島地震 関係者の皆様へお見舞い
令和6年1月1日に最大震度7の大地震が発生し、能登半島周辺を中心に、石川県・富山県・新潟県・山形
県などに大きな被害をもたらしました。お亡くなりになられた方とご家族に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
余震も頻繁に起き、不安なことでしょう。ライフラインの寸断や、寒冷な気候、水や灯油を初めとする物資
の不足、衛生や安寧を保ちづらい環境下での生活がストレッサーとなり、高齢者・幼少の者や妊婦、障害をお持ちの方、療養中の方、健康だった方でさえ、心身の健康を害するリスクが高まってしまいます。自身も緊張し疲れている状態にありながら、高齢者や子どもたちや健康問題をもつ家族員を心配し懸命に世話をしているご家族の皆さまに、敬意を表します。どうか一刻も早く、必要な場所へ必要な支援が届きますように。そして皆さまが暖をとり、安心して休むことができますようにお祈りいたします。
たいへんな被災地にありながら救援や医療・看護にあたっていらっしゃる皆さま、また外部から駆けつけ
て救援・支援の任に就かれている皆さまにも、敬意を表します。
今後、徐々に、さまざまな技能をもつ看護職が当地に入らせていただいたり、情報的支援をさせていただ
いたりすると思います。私たちは、専門性をもつ看護系学会の連合体として、各学会が被災地の皆さまのニーズに沿った支援を行うための後方支援をさせていただきたいと考えています。
皆さまの安寧な生活と美しい故郷が、早く戻りますように心よりお祈り申し上げます。
日本看護系学会協議会会長 上別府圭子(2024年1月8日)